・・・朝は小鳥のさえずりで目覚める。凍てついた木製の窓枠を開けると外は一面銀世界だ。ここは1年の半分以上は薪ストーブを焚いている冬の長いアルプスの麓。森の間伐を任されているので薪は豊富にある。伐採はいつも仲間が駆けつけてくれる。伐採作業にはチェンソー以外に私だけの道具がある。ダッチオーヴンだ。雪を掘り起こしかまどを作り始める。雪上での焚火ほど愉しいものはない。しばらくすると熾きがたっぷりできた。料理には最高の状態だ。食材を詰め込んだ鉄鍋を熾きの上に置き、チェンソーを握りしめて伐採作業に取りかかる。原木を伐り終えると、ちょうど正午を過ぎていた。焚き火に戻り、ダッチオーブンの蓋を開けると真っ白な蒸気が舞い上がる。なんの手間も掛けていないのに極上のポトフがそこにある。冷え切った身体が一瞬にして温まった。多めに作ったポトフは一滴の汁も残っていない。午後の伐採は早めに終えた。南信州の冬は日が短い。我が家に戻ると、アンコールの炉内にはまだ熾きが赤々と残り部屋も程よく暖かい。ダンパーを開き薪をくべる。エアーを全開にするとすぐにメラメラと音をたてて燃え上がる。チェアハンモックに揺られながら今宵も薪ストーブの前で眠りこける・・・・・
 
勝手に描いていた願望は、2013年夏、現実となった。




そこは1991年築の研修施設
100人は収容できる会議室をDIY未経験の写風人が自分スタイルにリノベーション
バーモントキャスティングスの薪ストーブがすべてを満たしてくれる

   

WOODSTOVE LINEUP

駒ヶ根ベースの薪ストーブは、バーモントキャスティングスのアンコールとイントレビットⅡ、いずれは岐阜のデファイアントも引っ越す予定。

 

STOVE ACCESSORY

薪ストーブ周りの小物やアクセサリー、ダッチオーブンなどには目がない。多機能な薪ストーブには、ついアクセサリーが増えてしまう。

 

STOVE COOKING

駒ヶ根ベースでは料理のメイン熱源は薪ストーブ。シーズンともなればいつでも料理できるし、煮込み料理やお湯を沸かすのも燃料代が気にならない。

 

ROOM RENOVATION

プロにリフォームを任せるほど余裕がない。ならば手作りで!と始めたリノベーション。自分で作れば下手でもなんでも満足してしまう。




一歩外に出ればそこは自分だけの空間
焚き火であろうが野営であろうが、仲間が集まり 思う存分 野遊びが 愉しめる
600坪のフィールドは自由気ままなプライベートサイトだ

   

SOLO CAMP

賑やかなキャンプ場は苦手である。自分だけのフィールド探しも山暮らしの発端。煙に燻され薪の爆ぜる音を聞きながら独りで炎を眺めている瞬間が一番いい。

 

OUTSIDE WORK

その土地は荒れた原野。開拓から始まり自分好みのフィールドへと変貌させていくのはキツい。ただ汗を流した分だけ成果が現れるのはやりがいがある。

 

COOK OUT

野外での焚き火は日常茶飯事。野外作業とセットといってもいい。その熱源をただ無駄にするのは勿体ないと、つい料理に利用してしまう。

 

OUTDOOR GEAR

焚火中心のギアは自ずとタフでシンプル、かつ機能性の高いヘビーデューティな道具になる。野外作業の道具もこのコーナーで紹介している。


アルプスの壮大な景色に魅せられ南信州の地を選ぶ 
ネイチャーフォトに集中する余裕がないので、まずは観光気分の写真でお茶を濁している

 
 



INFOMATION

 更新のお知らせ

2015.10.17  アウトドアギアページを追加しました
2015.10.16  ピクチャービューページを追加しました
2015.10.15  写風人の南信州山暮らし KOMAGANE BASE 開設
 


   

MEDIA

駒ヶ根ベースに来てから、様々な雑誌に取り上げて頂きました。まだまだ山暮らしもビギナーっぽく、中途半端なライフスタイルですが有り難いことです。
過去の掲載雑誌を紹介しています。
詳細は制作中のため、下記ブログの右カラムを参照下さい。
 
 
「男の隠れ家」雑誌掲載
 

 

INFORMATION

薪ストーブ歴やダッチオーブン歴が多少長いこともあり、各種イベントに誘われたりもします。また薪や炎をテーマにした写真展も開催しました。
そんな活動を紹介しています。
詳細は制作中のため、下記ブログを参照下さい。
 
 
ノースフィールド「写風人トークショー」2015.11.01
ファイヤーライフ愛知南「夏の感謝祭」2015.07.18
ファイヤーライフ岐阜「夏の鉄鍋」毎年夏開催
ファイヤーライフ岐阜「薪ストーブ料理撮影会」2015.02.11
写風人「薪と焔」写真展 2014.07.23~08.04
ZCOO-SHOP「焚火塾」2013.03.03
商工会議所「薪ストーブクッキングと料理撮影」2012.02.21
 


 
It is an origin of Syahoojin
風になりたい。風のように自由気ままに飛び廻っていたい
そして目に映るもの 囁かれるもの 香るもの 味わえるもの 触れられるもの、感じるすべてを撮り続けていたい
写風人の由来です。